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2009年9月21日 (月)

狐塚

丸子町の蛍の名所で有名な狐塚ですが、この狐塚という地名の由来となった塚があります。その名も狐塚でして、今もその塚と狐を祀った稲荷神社が残っています。

Kitsunezuka2

こちらが狐塚の稲荷神社でして、向陽院という比較的大きなお寺の横にあります。

Kitsunezuka3

稲荷神社らしく、本殿にはたくさんの狐の焼き物が奉納されています。

さて、狐塚がなぜそのような名になったかと言いますと、これには伝説があります。インターネットで検索してみましたがあまり詳細なものがありませんので、伝説の概略を紹介しておきます。

昔々、この地を治めていた偉い人のお墓(塚)に、いつのころからか白狐が住みつきました。この白狐は人をだましたりすることもありませんでしたので、村の人たちはお犬様と呼んで大切にしていました。それどころか、村に悪いことが起こる前の日には決まって、白狐が鳴いて歩き回って村中にそのことを知らせてくれていました。
村中が大火事になった前の晩も白狐が鳴いて知らせてくれたもので、村の人はだれも死ぬことが無かったそうです。
そんなわけで、この村を狐塚と呼ぶようになったのです。

というようなお話でして、狐が村の吉事・凶事を知らせてくれるという狐信仰の類型と考えられます。また、古墳に異界の者が住みつく、という伝説も全国的に数多くみられまして、上田にも塚穴の主が膳や椀を貸してくれる、という椀貸し伝説もいくつか見られます。

Kitsunezuka

これが伝説の舞台の狐塚でして、稲荷神社本殿の裏にあります。今こうして見ると、ちょっと小さすぎて狐が住みつくには心もとないような気もしますが、稲荷神社の立派さを考えても、伝説の白狐が村人の信仰を集めていたことを偲ぶことができます。

狐塚と稲荷神社の位置はこちらになります。


より大きな地図で 狐塚・稲荷神社 を表示

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