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2009年3月

2009年3月30日 (月)

春の白馬連山

八方尾根にスキーに行って来ましたが、今年の類を見ない暖冬のせいで麓のゲレンデは軒並み土が出て滑走不可でした。

Fukinotou

土が出た麓のゲレンデに出ていたフキノトウです。

中腹までのゲレンデは滑走可能ですが、やはり山頂付近を除いていかにもスキーシーズン終了間近といった重い湿雪でした。ところどころ土が出てきています。

Kobu

こちらは育ちに育った黒菱ゲレンデのコブですが、こうして横から見ると何かの幾何学模様のようにも見えてきれいなものです。

さて、雪質はべたべたでしたがその代わり、抜けるような晴天にめぐまれまして景色は存分に楽しむことができました。春は晴天率が上がりますので、景色目的で八方尾根等のスキー場へと足を運ぶ人も多いのです。

Hakuba

八方山頂ちかくの山荘付近からの景色です。
写真真ん中からやや左のとんがった峰が白馬鑓ヶ岳、そのすぐ右が杓子岳、白馬岳になります。この三峰を白馬三山と言います。

2hakuba 

写真右手のごつごつした岩山が五竜岳です。見ての通り、夏山登山でもかなり手こずる山だとされています。

冬山登山をする何人かになぜそんな危険な真似をするのか質問したことがありますが、ほぼすべての人がこのあまりに美しい冬山の景色を理由として挙げます。たしかにこの世のものとは思えない清潔感あふれる美しさが冬山にはありますし、私もじっとこの雪の白馬連峰を見ていると、思わずふらふら近づいて行ってしまいそうな気分になってきます。
雪女の伝説ではないですが、雪山には人を虜にしてしまうような何かがあるのかもしれません。

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2009年3月26日 (木)

あんず・赤すももの花の状況

千曲市森地区では4月4日にあんずの花の開花予想が出ました。やはり近年まれに見る暖冬の影響で、例年よりも一週間以上早い開花予想となっています。

Anzu1

Anzu2

写真は上田市内のあんずの木ですが、花びらがつぼみから顔をのぞかせていまして、開花はもう秒読み段階といった感じです。日当たりの良いあんずの木ですと、3月中に開花が始まるのではないでしょうか。遅霜の害が本当に懸念されます。

Sumomo1

Sumomo2

こちらは赤すももの現在の状況です。赤すももの白い花が開花するのは5月になりますので、少なくとも一か月先となります。花はまだまだ堅いつぼみの中でして、こちらは霜の害はほとんど受けません。
花の付き具合は例年並みといったところでしょうか。

Zazen

果物の花とは全然違いますが、上の写真はちょうど咲いていたザゼンソウの花です。ミズバショウと同じサトイモ科の植物ですので花の形として似ている点は多いのですが、ザゼンソウの花の色は黒紫色の毒々しい色合いですので、目にするとなかなかにぎょっとさせられます。

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2009年3月25日 (水)

金柑の農場視察に行ってきました

金柑の農場のある宮崎県串間市に行ってきました。

上田から新幹線と飛行機で宮崎空港まで5時間、宮崎空港から串間市まで2時間かかるかなりの長旅ですが、特に宮崎空港から串間までの道のりは南国情緒あふれる海岸通りでして、信州の山国から見るとまぶしいくらいの景色を楽しむことができます。

Miyazaki1

Miyazaki2

さて、金柑畑ですが、やはり海が一望できる山の中腹にあります。

Kinkan1

金柑畑から見た景色です。見えている砂浜はウミガメの産卵地としても有名なようでして、ウミガメの保護施設もあるとのことです。

Kinkan2

Kinkan4

これが今の金柑畑の様子なのですが、もう金柑の収穫は終わっていますので、取り残しの実が少しついているくらいの青々とした畑になっています。金柑も三宝柑と同じでして、山間の傾斜地を好む性質がありますので、畑はなかなかの険しい環境に位置しています。

Kinkan5

これは金柑の木の根本の部分です。たこ足のような面白い形をしているのは、根上がりと呼ばれる現象だと思います。金柑の古い木ほどこのような感じになっていますので、これは金柑の木特有の性質だと思います。

それにしても宮崎はやはり南国でして、日中はワイシャツ一枚でも汗ばむくらいの陽気でした。上田では5月下旬から6月上旬といった感じでしょうか。

Sakura

Tutuji

ソメイヨシノの花がもう開花しているというのはニュースでも知っていたのですが、ソメイヨシノと同時にツツジの花が満開になっているのには驚かされました。上田では桜は4月ですし、ツツジは5月のGW明けに開花しますので、両方が同時に咲いているのを見ることはまずありえません。
聞くところによると、宮崎ではもうヤマザクラが完全に散って葉桜になってしまっているそうです(上田ではヤマザクラはソメイヨシノよりもずっと遅れて咲きます)。温かい気候と寒い気候での違いは、単純に花が咲く時期が異なるというだけではなく、花の咲く順番すら全く違ったものになるのだと知ってびっくりしています。

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2009年3月20日 (金)

黄金の滝

滝と言っても、水が流れる滝ではありません。伊勢山地域でそう通称で呼ばれている、オウバイの群生地のことです。

Gold1

Gold3

Oubai

断崖絶壁を覆うようにオウバイが咲き乱れる様をして、黄金の滝の通称がつきました。まだ3分咲きといったところですので、見頃はまだまだこれからです。

オウバイ自体は庭木としてポピュラーな植物ですし、いち早く春を告げる花としてどこでも目にする機会の多いものだと思います。中国原産の植物ですので、群生地と言っても自然にできたものではなく、何らかの理由で人為的に植えられたものでしょう。

ただ、黄金の滝のオウバイがいつから伊勢山の崖に発生したかは全く不明でして、一説によると崖上にある稲荷神社を建てた戦国大名の村上義清が植えさせたものではないかとの話もあります(村上義清と村上水軍が血の繋がった同族であり一定の交流を持っていたため、村上水軍が大陸貿易を行っていた時に持ち帰ったオウバイが、回り回って信州上田の伊勢山の地にまでもたらされたとする説です)。オウバイが日本に渡来したのは江戸時代初期とされていますので、それから考えるとちょっと辻褄が合わないのですが、何ともロマンを感じさせる話であります。

Inari

これが崖上にある稲荷神社です。特に案内板などは出ていない小さな社なのですが、村上義清と関係があるという話を聞くと、何となく有難味を感じてしまいます。伊勢山の山頂にある砥石城との位置関係から考えても、砥石城を一つの重要拠点としていた村上義清がこの崖を防衛の要として大切にしていたというのは、けっしておかしな話では無いかも知れません。
もしも村上義清がオウバイをこの地に植えさせたとするなら、剛直一本槍な気質ばかり伝わっている村上義清も、意外と風流な一面があったのかも知れないとほほ笑ましく思います。

続きを読む "黄金の滝"

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2009年3月18日 (水)

3月の三宝柑福居袋

Fukuibukuro03

いよいよ福居袋の発売期間も終盤です。果皮の着色・果実の熟度としてはほぼ完全なものとなり、生でそのまま食べても美味しい三宝柑になっています。福居袋も味が乗り、酸味はかなり弱くなって深いうま味が感じられるようになりました。

今年は暖冬ということもあり、福居袋の発売終了は早くて3月末、遅くとも4月上旬となりそうです。本当は夏にも清涼感あふれるこの味をお客様にお届けできましたらとは思っておりますし、そのようなお客様のご要望をいただくこともあります。ですが、三宝柑は冬の果物です。旬の新鮮な三宝柑無くしては美味しい福居袋のお届けが叶わないところですし、それが季節感というものだとも思っております。
冬の名残を発売終了までの残り少ない期間、三宝柑福居袋でお楽しみいただけましたらこれほど幸いなことはありません。

今日は上田でも初夏を思わせるような陽気でした。
暑さ寒さも彼岸までと申しますが、春は足早にやって来ているようです。

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