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2009年2月

2009年2月28日 (土)

弓削瓢柑ジャムを発売しました

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ホームページの新着情報にて既に掲載していますが、2月24日から今年の弓削瓢柑ジャムが発売になっています。

今年の弓削瓢柑ジャムは例年よりも若干香りが強いです。生で食べた時に感じた酸味は予想したほど強くはでていませんでして、例年通り穏やかでマイルドな味わいに仕上がっております。

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弓削瓢柑ジャムを皿に乗せたところを撮った写真です。きれいな薄レモン色をしていることがわかると思います。

ジャムはガラス瓶越しに見る色合いと、ガラス瓶から出したジャム本来の色合いで、かなり印象が異なります。ガラス瓶越しですと、どうしても本来の色合いよりも暗くくすんだ色になってしまいます。
逆に言えば、ガラス瓶に入った状態できれいな色合いのジャムは、ガラス瓶から出してもきれいな色合いであるということです。
(ジャム瓶に入った状態でのジャムの色合いは、透過光の量がどのくらいあるかによって変化します。ですので、一般に容量の大きなジャム瓶に入ったジャムでは、見た目の色合いが実際のジャムよりも暗く沈んだものとなります。また、瓶の形状にも大きく左右されまして、角型の瓶に入れると透過光の量が増えて色は奇麗に見え、飯島商店のような寸胴型の瓶ですと一番色は沈んで暗く見えます)

保存料・安定剤・着色料を添加していないジャムの場合、保存期間が長くなるほど光・温度・湿度などの影響を受けてどうしても茶色く変色してしまいます(褐変現象、もしくはメイラード反応と言います)。よく輸入もののジャムがどれもまっ茶色をしていたりしますが、これは保存料・着色料などが入っていない安心の証拠とも言えますが、裏を返せばそれだけ製造からの日数が経っており新鮮さを損なっているということです。ジャムは保存食ですが、やはり新鮮ではないジャムはひねた風味になってしまいますので、本来の美味しさから遠く離れた味わいとなってしまいます。

保存料・安定剤・着色料が入っていないジャムの場合は、色合いのなるべく美しいものを選ぶのが新鮮で美味しいジャムを購入するコツだとお考えください。そしてなるべく色合いの美しいうちに食べきってしまうのも、美味しいジャムを美味しく食べるコツです。

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2009年2月20日 (金)

弓削瓢柑が入荷・加工しました

弓削瓢柑(ゆげひょうかん)が今年も瀬戸内海の瀬戸田から入荷しました。

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見ての通りの長細いミカンでして、三宝柑以上に知る人ぞ知る品種だと思います。弓削瓢柑についてはこちらのページにて紹介してありますので、よろしかったらご覧下さい。

さて、今年の弓削瓢柑ですが、味としては今年は若干酸味が強いさわやかな味の傾向です。ジャムに仕上げてみないと何とも言えないですが、恐らくジャムも去年のものよりも酸味がやや強い傾向になるのではないでしょうか。
入荷量としては去年とほぼ同じ量ですので、今年も3月~5月くらいの販売期間になると思います。なにぶん生産者が限られている貴重な柑橘ですので、なかなかジャム製造量がご要望に追いつかずご迷惑をおかけしております。

販売開始は来週の予定です。
予約も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
http://www.misuzuame.com/mail/iijimamail.htm

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2009年2月17日 (火)

つるし雛(つるし飾り)

弊社店舗にて、今日からつるし雛を飾りはじめました。

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伊豆の稲取温泉が現在では大々的につるし雛を観光の目玉にしていますし、山形県酒田や福岡県柳川は歴史的に古いものを持っていますが、上田にも江戸時代末期から明治期には盛んにつるし雛を飾る風習がありました。
詳細については松尾町商店街で発行しているフリーペーパー真田坂をご覧になってください。

飯島商店で飾っているつるし雛は、当時の上田で飾られていたつるし雛の形式を踏襲したものにしています。ですので、一般に全国的に見られるつるし雛とは見た目からして異なったものになっています。
一般的なつるし雛は稲取温泉旅館協同組合にて紹介されているような形のものが多いかと思います。一方、上田にて伝わっているつるし雛の特徴を挙げますと、次のようなものになります。

  1. 柳などの木の枝に吊り下げる

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  2. 押絵(おしえ)を多用する

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1.の風習は、恐らく会津から信越地方にかけて風習として残っている繭玉飾りと同じルーツがあるものと思われます。繭玉飾りは、モナカの皮で作った人形を木の枝に吊り下げる飾り物です。上田地方では古くはこれを「こうれん」と呼んでいたようです(上田ではありませんが、現在でも製造し続けている種久商店のホームページで繭玉飾りの姿を確認できます)。
また、上田でも正月飾りで繭玉飾りを使っている地域が残っています。

2.の押絵ですが、これは現在では全国的に見て、羽子板の飾りとして用いられることが多いです。県内では押絵雛という名で、松本地方の伝統工芸品として残っています(いいまち長野のページが詳しいです)。そして、松本にて押絵雛の風習が広がるのとほぼ同時期に、上田でも押絵のつるし飾りの風習が比較的裕福な家を中心に盛んに拡がったと、当時の商家の帳簿などから明らかになっています。
松本の押絵雛が先だったのか、上田の押絵つるし雛が先だったのか、あるいは全く他の地域からほぼ同時期に松本や上田に押絵の文化が流れ込んでいたのか、というのは議論になるところだと思いますし、今後の研究が待たれるところです。

稲取や酒田、柳川などを代表とする多くの地域のつるし雛は、押絵ではなく綿入れの人形を用いることが多いです。また、上田の飾りつけの方法とは全く異なり、たくさんの綿入れの人形を直列に連ねて吊るすのが一般的とされています。
上田地方に残っているつるし雛は、それらのものと比べて派手さには欠けます。しかし、上田から遠く離れた福島県のいわき地方の旧家に、同じような押絵タイプのつるし雛が残っているとのことです。そこで、つるし雛の元々の原型は上田と同じような押絵雛を木に吊るすもので、そこから現在全国的に普及したつるし雛の形式へと発展して行ったという説もあります。

上田と他の地域のつるし雛の違いについても今後の研究が楽しみなところです。学術的なところはさておき、上田のつるし雛の方に古式ゆかしいような奥ゆかしい雰囲気を感じることは確かです。

つるし雛は3月いっぱいまで飾りつけている予定です。ご興味のある方はお気軽に見にいらしてください。

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2009年2月15日 (日)

梅の花が咲きました(上田城跡公園)

例年ですと3月に入ってから咲く梅の花が、このところの陽気で咲き始めてしまいました。

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今日も昨日ほどではありませんが、最高気温が15℃を超えて春の陽気です。
こういう開花が早い年は霜の影響を受けやすいですので、果物にとっては不作の兆候と言えます。特に開花の早い梅やアンズで影響が大きくなることが考えられます。
アンズの開花は4月上旬が平年ですので、どのくらい早くなるのかかなり心配です。

下は夕暮れの上田城の様子です。
デジカメを新しいものにしましたので、試し撮りも兼ねて撮影しました。

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南櫓です。

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日没時の逆光で撮影した西櫓です。

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お堀です。後ろの山は太郎山になります。

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暗くなって月が昇ったところを、試し撮りしてみました。

まだ不慣れなところが多いですが、やはりデジカメの世界は日進月歩でして新しいものはなかなかきれいに撮れるものです。

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2009年2月14日 (土)

2月の三宝柑福居袋

果皮が少しずつだいだい色を帯び始め、果汁に味の深みとまろやかさが出てくるのが2月の三宝柑になります。

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12月から1月への果皮の色の変化に比べると、1月から2月の変化は小さいですが、それでも写真を比較していただくと、果皮・果汁ともにより色彩に深みが出てきていることが分かると思います。

この頃になりますとだんだんと果汁の甘みが増して酸味が弱くなり、果皮は柔らかくなってきますので、生でもかなり美味しくいただけるようになってきます。生食用としての三宝柑は3月ごろからが旬となります。

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