弓削瓢柑ジャムを発売しました
ホームページの新着情報にて既に掲載していますが、2月24日から今年の弓削瓢柑ジャムが発売になっています。
今年の弓削瓢柑ジャムは例年よりも若干香りが強いです。生で食べた時に感じた酸味は予想したほど強くはでていませんでして、例年通り穏やかでマイルドな味わいに仕上がっております。
弓削瓢柑ジャムを皿に乗せたところを撮った写真です。きれいな薄レモン色をしていることがわかると思います。
ジャムはガラス瓶越しに見る色合いと、ガラス瓶から出したジャム本来の色合いで、かなり印象が異なります。ガラス瓶越しですと、どうしても本来の色合いよりも暗くくすんだ色になってしまいます。
逆に言えば、ガラス瓶に入った状態できれいな色合いのジャムは、ガラス瓶から出してもきれいな色合いであるということです。
(ジャム瓶に入った状態でのジャムの色合いは、透過光の量がどのくらいあるかによって変化します。ですので、一般に容量の大きなジャム瓶に入ったジャムでは、見た目の色合いが実際のジャムよりも暗く沈んだものとなります。また、瓶の形状にも大きく左右されまして、角型の瓶に入れると透過光の量が増えて色は奇麗に見え、飯島商店のような寸胴型の瓶ですと一番色は沈んで暗く見えます)
保存料・安定剤・着色料を添加していないジャムの場合、保存期間が長くなるほど光・温度・湿度などの影響を受けてどうしても茶色く変色してしまいます(褐変現象、もしくはメイラード反応と言います)。よく輸入もののジャムがどれもまっ茶色をしていたりしますが、これは保存料・着色料などが入っていない安心の証拠とも言えますが、裏を返せばそれだけ製造からの日数が経っており新鮮さを損なっているということです。ジャムは保存食ですが、やはり新鮮ではないジャムはひねた風味になってしまいますので、本来の美味しさから遠く離れた味わいとなってしまいます。
保存料・安定剤・着色料が入っていないジャムの場合は、色合いのなるべく美しいものを選ぶのが新鮮で美味しいジャムを購入するコツだとお考えください。そしてなるべく色合いの美しいうちに食べきってしまうのも、美味しいジャムを美味しく食べるコツです。
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