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2008年11月23日 (日)

金次郎池

お仙が淵で紹介しましたが、伝説の中で姉のお仙はお仙が淵、弟の金次郎(かなじろう)は金次郎池、庄兵衛はしょうぶ池にそれぞれ祀られました。お仙が淵は整備されていますので知名度が高いのですが、金次郎池としょうぶ池についてはインターネットも含めてほとんど知られていないと思います。
今日はわりと分かりやすい金次郎池について紹介いたします。

Kanajiro

Kanajiro3

これが金次郎池です。
池というよりも沼に近い感じでして、一番深いところでもひざ下くらいの水位だと思います。写真では落ち葉で水面がかなり隠れてしまっているのでよくわからないと思いますが、直径5m~10mくらいの小さな池です。

金次郎池は武石地域の簡易水道の水源地として用いられているくらいでして、豊富な湧水によるきれいな水を湛えています。

Kanajiro2

下の写真は自生していたワサビです。

Wasabi

ワサビはご存じのとおりきれいな湧水のあるところにしか育ちません。さすがに池の水を生水で飲むことはできないでしょうが、きれいな水であることには間違いなさそうです。

Kanajiro4

Kanajiro5

これは池のほとりにある小さな祠でして、おそらく金次郎社と呼ばれる金次郎を祀った祠だと思います。金次郎池には「ここが伝説の地」と分かるようなものはありませんが、わずかに祠だけが残されているのでしょう。

姉のお仙に比べて金次郎池は、景観的に考えるとかなり地味な存在ではあります。しかし、お仙が淵を上流とする武石川、清冽な湧水の金次郎池と、「水」が昔の人々の生活に無くてはならないものであり、すべて等しく信仰の対象として大切にされていたことが垣間見られるのかも知れません。

金次郎池はお仙が淵から丸子方面へと県道62号線を下って行った道沿いの権現という地籍になります。周囲に何も目印や案内板等は出ていませんので簡易水道の施設を目印にすると割と分かりやすいです。

Suido

金次郎池はこの簡易水道の建物の裏手ですので、比較的に見つけやすいと思います。

地図ですと、大体下のあたりになります。

詳しい地図で見る

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