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2008年10月15日 (水)

信濃国分寺

ハスの花の紹介は以前いたしましたが、そういえば信濃国分寺の紹介をしていませんでした。
国道18号線沿いにある「信濃国分寺跡」の方には観光バスが停まっていたりするのですが、信濃国分寺の方に来る観光客の方はあまりいないと思います(信濃国分寺の大体の位置)。意外と見落とされがちな観光スポットですのでおすすめしておきます。

Sanjyutou

信濃国分寺のシンボルである三重塔です。建築年代は室町時代であると推定されていまして、国の重要文化財に指定されています。実はこの三重塔は、明治時代に国宝に指定されたこともあります。どういう経緯で重要文化財に格下げになったのか知りませんが、それなりの見ごたえはある堂々たる三重塔です。
見に来る人があまり居ませんので静かなのは良いことですが、どうしてあまり注目されないのか不思議になります。

ちなみに信濃国分寺のあたりはたびたび戦火にさらされまして、聖武天皇の命令によって建てられたオリジナルの信濃国分寺は平将門の乱によって消失しました。
その後も真田昌幸が徳川家康の軍を退けた第一次上田合戦等の舞台となったりもしまして、何かと不運な寺院です。三重塔以外は比較的新しい時代の建物ばかりなのは、このような経緯があるからのようです。

Hondo1

こちらは信濃国分寺の本堂です。県宝に指定されていますが、時代はぐっと新しくなって幕末に建てられたものです。
この本堂の彫刻は、荒神宮でも紹介いたしました竹内八十吉のものです。荒神宮のものよりは派手さはありませんが、躍動感は十分に堪能できる出来ばえです。

Hondo6

Hondo5 

Hondo3

Hondo4

ところで、信濃国分寺が上田にあることから、聖武天皇の時代には上田に国府(今で言う県庁に相当します)があり、信濃の国の中心地であったと推定されています。信濃国府の位置は諸説ありますが、今のところ決め手となる遺物は見つかっていないようです。

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