紅玉の視察に行ってきました(立科町)
小布施町・高山村の紅玉産地への視察へとこの間に行ったばかりですが、もう一つの産地である立科町もそろそろ熟期を迎えますので様子を見に行ってきました。
今年の紅玉は雹や大風などの天災に遭わなかったせいか、立科町でも順調な仕上がりになっているようです。味・香りもさることながら、今年の紅玉の果皮の色合いは特筆ものかもしれません。日照条件が立科町では、紅玉にとって特に良好だったようです。
味の方ですが、紅玉特有の爽やかな酸味が今年は特にはっきりと出ているような印象です。酸味だけではなく甘みも強いですので、今年の紅玉は味が濃そうです。また、香りもいかにも紅玉らしいリンゴの香りがしていまして期待が持てそうです。
総じてみても確かになかなかに立派な紅玉でして、農家の方や農協の方も今年の紅玉の出来に自信ありげでした。
ところで立科町ですが、全国第二位のりんご収穫量を誇る信州の中でも特に名高い生産地です。
これは立科町の五輪久保(ごりんくぼ)という地域ですが、山のゆるやかな斜面に沿って見渡す限りに一面のりんご畑が広がっています。特にこの時期は、紅玉やシナノスイートなどの中生種やふじなどの晩生種が次々と熟期を迎えますので、観光にも良いスポットになると思います。
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